【アニメ】
・荒ぶる季節の乙女どもよ。

もともと見る予定だったけど、えらい評価高いもんだから気になってさっさと見てみた。
尼プラも登録してしまったし!
まあ評価からいこう。

総合評価:93/100点
作画:280/300点 [キャラデザまぁ良し、動きも良し、表現もなかなかおもしろい]
展開:280/300点 [1クールの配分が、テンポが良い。これまでにない展開]
ストーリー:285/300点 [よくここまで濃くした。これぞ青春群像劇。絡み合いが素晴らしい]
音楽:185/200点 [OPもEDも好き。特にOPは神曲]
キャラ:95/100点 [キャラの濃さが特徴。その濃さを活かしてるのもポイント高い]
声:85/100点 [またしても、黒沢ともよにやられた。演技力がすごい。感情の高ぶりを、ああも表現するか]

特筆すべきは、やはり岡田磨里脚本という点!
あの花はもちろん、凪あすの脚本やシリーズ構成でも知られる、群像劇の神だ。
これはあの花よりは昇華されて、凪あすとは違ったベクトルで描かれたド直球の群像劇。

とにかく、キャラが濃い。
主人公の和紗こそ至って平凡、百々子もまあよくいるけど、
やっぱり特にぶっ飛んでるのがロリ担当(?)の本郷ひと葉とお色気担当(?)の菅原新菜だ。

ひと葉に関して言えば、最初は「なんか浮いたキャラいるな…」って感じだったけど、
物語が進むにつれて人間味が見えてきて、恋を知った瞬間のひと葉なんか萌え殺されたね。
クールを気取っていながら、中身はしっかり子ども。
まあそんな感じのことは主要キャラには共通なんだけど。

新菜はもうアニメの萌えキャラの常識をぶっ壊したな。
貞操概念がおかしな方向に壊れている。
「新菜たんブヒー」で来た新菜推しのみなさんは、さぞかし途中でのけぞっただろう。

とにかく濃くて、この作品を一言で語るのは難しい。
敢えて言うなら、恋と性欲(えすいばつ)をいかに捉えるか、に翻弄された荒ぶるJKたちの闘いかな?

あとキャラ的には最初新菜推しだったけど途中で和紗に乗り換えて、
一瞬ひと葉に惹かれたけどもいっかい和紗に戻った感じ。
俺は、最終話の泉氏に激しく同意する!

内容的に2期は期待できないけど、岡田磨里氏の活躍には今後も期待したい。
みんなも観てね!